新たな読書の形、オーディオブック。いわゆる聴く読書。
過去、Kindleで挫折し結局は紙の本へカムバックしてしまったので、オーディオブックも合わないだろうなーと思って手をつけなかったのですが、食わず嫌いでした。紙の本と上手く使い分けできそうなので、使ってみた感想などを紹介します。
年間100冊程度読みます。過去、kindleは挫折しちゃった
新型コロナが落ち着いて以降、地獄のような満員電車通勤が復活。本を読むのも難しくなってきたので話題のAmazonオーディブルを使ってみました。
- オーディオブックに興味があり、実際に使った感想を知りたい方
- 隙間時間を読書に活用したい方
\ それでは、いってみましょう
Amazonオーディブルとは?
Amazonオーディブルは話題・人気の本、ポッドキャストなど12万以上のコンテンツが聴き放題のサービス。月額1500円 のサブスクです。
昔は月一冊までのサービスだったのが、2018年からはお得な聴き放題サービスとなりました。
スマートファンのAudibleアプリを使って、いつでも、どこでも本をはじめとしたコンテンツを聴くことができます。
3ヶ月使ってみた感想 -良かった点、気になる点-
電子書籍より実物の本派な私ですが、Amazonオーディブルを使って良かった点、イマイチだった点は以下の通りです。
良かった点①:隙間時間も本の世界に浸れる
私の場合、毎日往復2時間半を費やしている通勤時間で重宝しています。満員電車で本を拡げる余裕がない時など、ありがたいサービスです。特に雨の日なんかは濡れた傘も持ちながらの読書は困難かつ読書を楽しめないので、オーディブルを使って快適に過ごすことができています。
あとは、休日のランニング中。毎週土日は1時間くらいかけて10kmを走るのですが、その際に。就寝前には、タイマー機能を使って聴いています。
他にも家事の最中はもちろん、ライフスタイルに合わせ、さまざまなシーンで本の世界に浸れそうです。
良かった点②:手が空くのでメモが取れる
紙の本や電子書籍との大きな違いは、手の自由が効くこと。聴きながら、気になった箇所はスマホでメモを取ることもできますし、クリップ(ブックマーク)機能もついているので、あとで気になった箇所を再生することもできます。
倍速再生もできるので、自分の聴きやすいペースに合わせることができる点もいいですね。
良かった点③ :目に優しい
当たり前ですけど、目が疲れないというのも大きいですね。Kindleをはじめ、最近の電子書籍端末はブルーライトなどに配慮されているとはいえ、聴く読書は目に負担がかかりません。特に寝る前はおすすめ。
良かった④:豪華ナレーション陣
人気の俳優さん、声優さんがナレーションを担当しています。例えばこんな方々が・・・
ナレーターの方から検索することも可能です。
もちろん、小説の場合は、登場人物ごとにナレーターが変わります。
オーディオブックはナレーションで随分と雰囲気が変わります。自分に合った推しのナレーターを探すのも楽しみのひとつ
気になる点
普段から本を読まれている読書好きな方には、オーディオブックに慣れるまで違和感を持つ方もいるかもしれません。ですが、じわじわと良さがわかってくると思います。全てをオーディオブックに切り替える必要はなく、上手く使い分けることができれば、あなたの読書ライフを充実させるとても良い体験になると思います。
逆に、本を読むのが苦手な方は試してみる価値ありです!
月額1500円はサブスクとしては高い印象を受けましたが、月に2〜3冊読めれば十分にその価値はあると思います。私は、ナレーション陣の豪華さをみて納得の価格と感じました。
今なら、30日間無料。読書スタイルにあわなければいつでも解約可能なので一度試してみることをおすすめします。
普段からAmazonを使っている方なら5分程度で登録できます。
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おすすめコンテンツ5選
最後に、私が聴いて良かったおすすめコンテンツを5つ紹介します。ビジネス書より小説・物語の方が良いかなーと思っています。
1Q84
- 著者:村上春樹
- ナレーション:杏、柄本時生
- 時間:10時間41分
ひょっとしたら、と彼女は思う、世界は本当に終わりかけているのかもしれない。 夜空に不思議な月が浮かび、「リトル・ピープル」が棲む1Q84年の世界……深い謎をはらみながら、主人公・青豆と天吾の壮大な物語(ストーリー)が始まる。 1Q84年――私はこの新しい世界をそのように呼ぶことにしよう、青豆はそう決めた。Qはquestion markのQだ。疑問を背負ったもの。彼女は歩きながら一人で肯いた。好もうが好むまいが、私は今この「1Q84年」に身を置いている。私の知っていた1984年はもうどこにも存在しない。……ヤナーチェックの『シンフォニエッタ』に導かれ、主人公青豆と天吾の不思議な物語がはじまる。
村上ワールド炸裂。杏さんのナレーションで独特の世界観へ引き込まれます
同志少女よ敵を撃て
- 著者:逢坂冬馬
- ナレーション:青木瑠璃子
- 時間:15時間34分
独ソ戦が激化する1942年、モスクワ近郊の農村に暮らす少女セラフィマの日常は、突如として奪われた。急襲したドイツ軍によって、母親のエカチェリーナほか村人たちが惨殺されたのだ。自らも射殺される寸前、セラフィマは赤軍の女性兵士イリーナに救われる。「戦いたいか、死にたいか」――そう問われた彼女は、イリーナが教官を務める訓練学校で一流の狙撃兵になることを決意する。母を撃ったドイツ人狙撃手と、母の遺体を焼き払ったイリーナに復讐するために。同じ境遇で家族を喪い、戦うことを選んだ女性狙撃兵たちとともに訓練を重ねたセラフィマは、やがて独ソ戦の決定的な転換点となるスターリングラードの前線へと向かう。おびただしい死の果てに、彼女が目にした“真の敵”とは?
2022年本屋大賞受賞作品。ソビエト連邦、ウクライナの関係も描写されています。感情移入しちゃって。。。
火花
- 著者:又吉直樹
- 朗読:堤真一
- 時間:4時間25分
300万部を突破し、第153回芥川賞受賞、同賞受賞作として単行本発行部数歴代1位を獲得した話題作、 又吉直樹氏の『火花』が遂にオーディオブック化!売れない芸人徳永は、師として仰ぐべき先輩神谷に出会った。 笑いの真髄について議論しながら、それぞれの道を歩んでいる。 笑いとは何か、人間が生きるとは何なのか。 人間存在の根本を見つめた真摯な筆致が感動を呼ぶ、「文學界」を史上初の大増刷に導いた話題作。
方言の部分とか、さすが堤真一さん。本で読むより臨場感があります。満員電車で笑わないように堪えてました
ダヴィンチ・コード
- 著者:ダン・ブラウン
- 朗読:萩野 晴朗、〆野 潤子
- 時間:6時間30分
ルーヴル美術館のソニエール館長が異様な死体で発見された。死体はグランド・ギャラリーに、ダ・ヴィンチの最も有名な素描〈ウィトルウィウス的人体図〉を模した形で横たわっていた。殺害当夜、館長と会う約束をしていたハーヴァード大学教授ラングドンは、警察より捜査協力を求められる。現場に駆けつけた館長の孫娘で暗号解読官であるソフィーは、一目で祖父が自分にしか分からない暗号を残していることに気付く……。
社会人なりたての時に読んだ本。映画も見たけど、やっぱり本がベスト。何回読んでも面白いですね
仕事は楽しいかね?
- 著者:デイル・ドーテン
- 朗読:比嘉 良介、隈本 吉成
- 時間:3時間45分
出張の帰りに、大雪のため一昼夜空港のロビーに足止めされた「私」。そこで出会ったある老人に、つい仕事で鬱積(うっせき)した感情をぶつけてしまう。老人は実は、企業トップがアドバイスをほしがるほどの高名な実業家。その含蓄ある言葉に「私」はしだいに仕事観を揺さぶられていく。
本書は、将来への希望もなく日々仕事に追われる主人公が、老人のアドバイスに自己変革のアイデアを見いだしていく物語である。物語仕立てのビジネス啓発書としては「短編」の部類に入る本書。シンプルながら味わいのある1冊である。(棚上 勉)
こちらは比較的短いのでサクッと聴けます。本でも読みましたが、オーディブルとの相性も抜群です
\ 最後にひとこと /
読書好きな方も、苦手な方も、一度試してみるといいかも。新しい読書の形を体験できるとと思いますよ。
最後まで読んでくれて、ありがとうございましたー
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