【書評No.63】苦しかった時の話をしようか キャリアに悩むすべての人へ 著者:森岡毅

George(父)

さーちゃん、「苦しかった時のことを話をしようか」って本を読んでみないか?森岡毅さんが書いた本

さー(長女/高校生)

またかい!それって、あのUSJを立て直した人の話でしょ?
成功の話ばかりじゃ、面白くないって

George(父)

いやいや、今回は本当にためになるよ。文系にしようか理系にしようか悩んでたでしょ。騙されたと思って読んでみて

ずばり、本書を読むと次のことがわかります。

自分の将来や仕事のことを考える際の「考え方(“虎の巻”)」

→すぐに答えが気になる方は、最後のまとめへGO🏃‍♀️💨

この本(記事)はこんな人におすすめ
  • やりたいことがなくて困っている方
  • 就職、転職活動中の方
  • 自分の将来やキャリアに対して前向きになりたい方

この記事を書いているGeroge(父)は、都内在住のサラリーマン(管理職)。通勤電車のほぼ全てを読書に費やし、ビジネス書を中心に年間100冊程度の本を読んでいます。(プロフィール)。

George(父)

森岡毅さんの本はすべて読んでいます。沖縄の新テーマパーク「ジャングリア」もとても楽しみです

\ それでは、いってみましょう

目次

キャリアに悩む人の共通点

思い起こせば高校生になった頃から、将来の「キャリア」について漠然と悩んでいたような気がします。

文系か理系か、大学はどうしようか。将来はどんな仕事に就こうか……

私は今40代。

孔子の有名な言葉を思い出しました

「子曰く、吾十有五にして学に志す、三十にして立つ、四十にして惑わず、五十にして天命を知る、六十にして耳順う、七十にして心の欲する所に従えども、矩を踰えず。

孔子 論語
George(父)

40代に突入したけど、キャリアについては相も変わらず迷子になっております😅

そんな私に、森岡さんは断言します。

キャリアに悩む本質は、世の中を知らないからではなく、自分自身を知らないからだ

自分の軸(特徴)を考える

自分自身を知らない」とは、自分の「軸(特徴)」を知らないと言うことです。

自分の「軸(特徴)」は、自分の「好きなことの中にある」と森岡さんは言います。

結局、人って自分が好きなことをやっている時が一番幸せだし、力を発揮できるというメッセージですね。

どんなに給料や待遇が良くても、自分が興味を持てないことや不向きなことを

何十年間もやり続けることって、難しいですですよね。

さー(長女/高校生)

好きなことなら苦しくたって頑張れるしね!

「強み」=「特徴」+「文脈」

とはいえ、ある程度の経済的な自由を得ようと思うなら、

「軸(特徴)」が自分の「強み」であることが必要です。

さー(長女/高校生)

「強み」とか言われると、一気に自信がなくなる……

George(父)

「文脈」次第でなんでも「強み」になるから、あまり難しく考えなくても大丈夫だよ

例えば、「口下手で喋るのが苦手」という特徴は、

話を聞いてほしい人からすると「聞き上手」と捉えられ、

カウンセラーなど共感力が必要とされる職業では強みになる可能性があります。

「家庭菜園が好き」という特徴も、「メンタルヘルス」と言う文脈で強みになるかもしれません。

自分の「強み」については、以下の等式が成り立つのです。

「強み」 = 「特徴」 + 「文脈(環境)」

3タイプに分けて考える

森岡さんとっておきの、自分の強みを把握するためのフレームワークが紹介されています。

ざっくりいうと、以下の通り。

カンタン2STEPです。

STEP
付箋へ自分の好きなことを100個書き出す

書き出す内容は、いちご、スイカ、等の名詞ではなく、「いちごを食べること」、「スイカを育てること」といった具合に、動名詞とすること

STEP
書き出した100個の付箋を、「Leadership」、「Thinking」、「Communication」、の3つに分類する
George(父)

まずは、ざっくりと自分のタイプを把握するイメージ

(参考)3つのタイプ

L型
(Leadership)

  • 人々を統率して動かす力を強みとするタイプ

  • 趣味:ランニングジムなどストイックなもの

  • 向いている職種:管理職経営者、PMなど

T型
(Thinking)

  • 考えることが好きな思考力を強みにするタイプ

  • 趣味:戦略ゲーム将棋読書プログラミング

  • 向いている職種:ファイナンスコンサルタントアナリストなど

C型
(Communication)

  • 伝える力や人と繋がる力を強みとするタイプ

  • 趣味:SNSパーティ、ゴルフ旅行、など

  • 向いている職種:営業広報政治家ジャーナリストなど

100個の好きなことを書いた付箋を難しく考えずにこの3つに分けてみると、自分の特徴がなんとなく見えてきます。

George(父)

ここで把握したのは、あくまで自分の特徴。
必ずしも1つとは限らないし、どれもある程度あることが普通です。

特徴を強みに変える文脈(環境)探し

自分の特徴が把握できたら、次は特徴を強みに変える文脈(環境)探しです。

3つのタイプで C、すなわち「伝える力や繋がる力」が際立っている人は、例えば営業職全般で強みを発揮できる。

Tのタイプであれば、データサイエンティストであったり研究職なんかが向いている、といった具合です。

ただ、タイプ分類はあくまで今の自分のタイプであって、

「将来はこうありたい」という想いがあるのであれば、そこを目指すこともOK。

キャリアを勝ち取るための心得、本当に苦しい局面とは

最後に、本書を読んで印象に残っている森岡さんからの熱いメッセージを記しておきます。

人が最も苦しい時とは、死ぬほど働いて忙しい時ではなく、自分自身で自分の存在を疑う状況に追い込まれた時。だからこそ自分を知ることが重要。

強い人間は、環境に合わせて自分を変えるか、自分に合わせて環境を変えるか、そのどちらかができる人だ。

挑戦する不安は未来への投資。挑戦しないから失敗もしない自分よりも、挑戦するから失敗してしまう自分の方が圧倒的に強くなれる。

「苦しかった時の話をしようか」著者:森岡毅

まとめ

本書の内容をまとめると以下のとおりです。

  • キャリアに悩む本質は、「世の中を知らないから」ではなく、「自分自身を知らないから」
  • キャリアに悩んだ時にまず考えるべきことは「自分の軸」
  • キャリア戦略とは、その人の目的達成のために、自分が持っている「特徴」を認識し、その特徴が「強み」に変わる文脈を探すこと(強み=特徴+文脈)
  • 自分の特徴は、自分の好きなことを振り返るとわかりやすい。そのうえで、「Thinking」、「Communication」、「Leadership」の3タイプで区分するフレームワークを使おう
  • 人が最も苦しい時とは、死ぬほど働いて忙しい時ではなく、自分自身で自分の存在を疑う状況に追い込まれた時。だからこそ自分を知ることが重要
  • 強い人間は、環境に合わせて自分を変えるか自分に合わせて環境を変えるか、そのどちらかができる人
  • 挑戦する不安は未来への投資と心得て、自分の職能(スキル)を磨く挑戦を続けていこう
さー(長女/高校生)

なるほどね〜。さっそく、自分の好きなことを100個を書き出してみようかな

ぜひ、本書を読んで自らのキャリアを振り返ってみてください。

けー(中1長男)

最後まで読んでくれて、ありがとうございました〜。
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この記事を書いた人

40代都内サラリーマン🧑‍💼 妻1人、子供3人の父
新しいもの好きで飽きっぽい性格。人生とことん楽しむために、仕事も頑張る
座右の銘は「知らぬが仏、忘れるが勝ち」
↓このあたりをテーマに不定期に配信します
読書、家庭菜園、家族、Python、機械学習、筋トレ

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