はじめに
人気の多肉植物「ユーフォルビア・オベサ」は、その独特なフォルムと育てやすさから初心者にもおすすめの植物。
昨年末に珍奇植物にハマってしまった私とオベサとの出会いは、オザキフラワーパークに並んで購入した福袋です。


はじめてのオベサさんがこの方。初心者にとってはやや贅沢過ぎるオベサさんです。



ワイルドなのに、チビちゃんもついてて可愛い
しかし、そんなオベサの表面に赤黒い斑点が突如現れ、次第に斑点が拡大するというトラブルに見舞われました。
ネット上でもあまり情報が見つからず、原因や対処法がわからず困っている方も多いのではないでしょうか?
今回は、私が実際に経験したユーフォルビア・オベサの病気らしき症状、
そして、実験的に対処してみた方法を紹介したいと思います。





下部に得体の知れない赤黒い斑点が…….
「ユーフォルビア・オベサの病気 対処法」に関する情報はまだまだ少なく、不安を感じる方も多いと思います。
本記事が、オベサを育てている中で似た症状に悩まされた方のヒントになれば幸いです。
\ それでは、いってみましょう
ユーフォルビア・オベサに現れた異変
赤黒い斑点の発見とその広がり
ある日、オベサの球体の一部に赤黒い斑点を発見しました。
最初は「気温も上がってきたし、放っておいても治るでしょー」と軽く考えていましたが、
時間の経過とともにその斑点が徐々に広がり始めたのです。


ネットで調べてみても、オベサの斑点症例に関する情報は少なく、原因不明のまま不安が募っていきました。



1週間見ないうちに……
斑点の正体は?真菌の可能性を疑う
見た目や症状から、虫ではなく真菌(カビ)系の病気を疑いました。



太陽の光に照らすと、少し白っぽい感じがしますよね
ということで、普段から常備している殺菌剤・ベンレートを使うことを決定。
対処とその効果
ベンレート水溶液による殺菌処理
植物の殺菌剤としてよく知られている「ベンレート水和剤」を、500倍に希釈してスプレー散布
これは多肉植物の真菌(カビ)対策として一般的な方法のひとつかと思います。
が、斑点自体は改善せず、むしろ範囲が拡大。



黒い部分が削れて治りそうな気配もあったんですけどね


こんなオベサさんですが……とても固い状態を維持しているのが唯一の救いです。
とは言っても危機的な状況であることには変わりがないため、
オベサに詳しそうな方に教えを乞い、実験的な荒治療に踏み切ることを決意したのでした。
愛好家さんに聞いたアドバイスとは
ベンレートをペースト状にして練り込む
私が教えを乞うたオベサ愛好家の方からは、何点かアドバイスをいただきました。
それは、「ベンレートを少量の水でネチョネチョに練って、斑点部分に直接塗り込む」というもの。水で溶いたペースト
状のベンレートを塗布することで、局所的に真菌類を抑える効果が期待でき、何度かこの方法で被害の拡大を防げる
かも?ということ。
「でも、斑点が小さいうちにやった方が良くて、ここまでひどくなる前にやるけどねー」とのこと。



きっと、まだ間に合うはず。やるしかない!
表には出せない理由と自己責任の注意点
この方法は薬剤の使用方法としてメーカが推奨しているものではないため、
完全に自己責任となる点は注意してください。
万が一のことが起きても責任は取れないので悪しからず。
今回は、何事も実験あるべしの精神で、早速処置してみました。
ベンレート0.5グラムと水をスポイトで6滴程度。
これに活着剤である「ダイン」も混ぜて、筆で塗り塗り。
塗りは1度ではなく、塗っては乾かし、塗っては乾かしを5〜6回繰り返しました。








今後の管理方針
ベンレートをペースト状に塗布してから数日が経過し、現在は斑点の拡大が収まったように見えます。
ただし再発する可能性もあるため、今後も注意深く観察していこうと思っています。



1ヶ月後に、歯ブラシでベンレートを落として様子をみてみようと思っています



治ればかなりワイルドでかっこいいオベサさんに生まれ変わることを信じて、あとは待つのみだね
それでは、また1ヶ月後にレポーティングしようと思います!



最後まで読んでくれて、ありがとうございました〜。
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