論語の有名な言葉に、「40にして惑わず」という言葉があります。
「40歳になったら心に迷いが生じなくなるものだよ」と説いた言葉ですが、
昨年末、珍奇植物の沼に迷うことなくハマりました。(笑)
珍奇植物とは、奇妙な形や珍しい見た目をしており、入手が難しい植物のことを指します。
ビザールプランツとも呼ばれていて、
サボテン、ユーフォルビア、塊根植物(コーデックス)を中心とした多肉植物、
土がなくても育つエアプランツ、ラン科・シダ科・ベゴニア科など、見た目が面白く珍しい植物たちのことをいいます。
もともと、家庭菜園も10年以上やってますし、植物全般好きではあったのですが、
なぜここで珍奇植物の沼にハマったのか……
珍奇植物の魅力と沼にハマった今の気持ちを書き連ねておこうと思います。
- 珍奇植物が好きな方
- 一人で楽しめる趣味を探している方
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珍奇植物にハマった
珍奇植物はそのネーミングのとおり、世の中であまり流通していない珍しい植物たち。
園芸種を含めれば世の中に数万品種もあるとも言われ、ものによっては数万円もする高価なものもあるので、
多くの人が収集欲をくすぐられてハマるのだろうと思います。
私の場合はというと、もともとも土いじりや植物を育てるのが大好きで家庭菜園をずっと続けているのですが、
野菜作りはどうしても寒い時期にやることがなくなっちゃうんですよね。
冬でも、ブロッコリーとかニンニクとか育てることができる野菜はたくさんあるのですが、作業は至って地味。

夏野菜と違って、たまーに水あげるだけですからね
ということで、冬でもしっかりと楽しめる植物を探していたところ、珍奇植物の沼に行きついてしまったのでした。



隣地に新しい家が建って、冬場の家庭菜園スペースが暗くなっちゃたのもあるんだけどね……
最初にハマったのはエアープランツ(チランジア)
最初に興味を持ったのが、エアープランツ(チランジア)です。
2024年の9月くらいだったかな?
興味を持ったきっかけは忘れちゃいましたが、DAISO(ダイソー)で買ったのが最初です。
エアープランツ(チランジア)の特徴はなんと言っても「土がなくても育つこと」。
家に土を持ち込まなくて良いので、コバエとかも発生しないし園芸初心者の方にもうってつけの植物です。
今は7種類のエアープランツを育ててい流のですが、
1番のお気に入りのアンドレアナちゃんです。一目惚れでした。


ブッチーさんも好き放題うねっていていい感じです。


次にハマったのがアガベ
エアープランツについて色々と調べてみて分かったのですが、
この植物さん、思っていた以上に手がかからない。。。
なんせ、1週間に1回霧吹きで水を吹きかけるだけですからね。



夏野菜の収穫も終わったこともあり、すぐに手持ち無沙汰になってしまいました……
で、次に触手を伸ばしたのが、多肉植物のアガベさん。
Youtubeでエアープランツの育成動画を見ていたら、
イケオジたち(もちろん若い人もたくさん)がとっても幸せそうな顔をして、
かっこいい陶器鉢に植えたアガベを愛でているじゃないですか😱
「最初は何盛り上がってるのかな。サボテンと何が違うの?」くらいに思って見ていたのですが、
植欲に火がつくのに3日とかかりませんでしたねw
そして、特に下調べもせずにとりあえずアガベを購入しようとオザキフラワーパークへ。
2024年の11月末に初めて買ったアガベがホリダというやつです(1,000円くらいだったかな)。


その後、いろいろと調べていると、
「チタノタ」というアガベが流行っていることを知り、埼玉のシマムラ園芸さんへ〜。
シマムラ園芸さんでは、定番中の定番のBlack&Blue(ブラックアンドブルー)と実生の「SAD(サウスアフリカダイヤモンド)」と「黒鯨」を買いました。







ネームドのアガベが1万円以上するなんて知らずに訪問。
嫁様の許可なく買える値段ではないため、手の出る実生苗を購入したのでした😭
コーデックスがかっこ良すぎ
そして……
アガベを買いに行ったシマムラ園芸には、
パキポディウムという世にも不思議な植物が!
この世のものとは思えない塊がゴロゴロと陳列されていて……
値札を見ると、小さくて安いものでも1万円越え、高いものに至っては4万円超とかw
植物の外見と高価格に「なんだこれ〜」となったのでした。。。


親切な店員さんに「これなんですか?」と聞いたところ、
なんでも南アフリカ・マダガスカルに自生しているものを土と根っこを落として輸入したものなのだとか。
現地球と言うらしく、荒々しい形が魅力的。



欲しくなっちゃいました
とはいえ、素人の自分は枯らすリスクが高く、妻に怒られることも容易に想像できたので、さすがに数万もする代物に手は出せず……😭
1時間ばかり悩んだ結果買った最初の塊根植物がこちら↓


どう?めちゃくちゃ可愛くないですか?
グラキリスの赤ちゃんです。
店員さん曰く、
「現地球のように荒々しくは育たないけど、どのように育つかは苗の個性や育つ環境によって変わるから面白いよ」
とのことで、背中を押してもらい買っちゃいました。
そしてサボテン
せっかく遠出したのだからと、もう一店舗くらい見てみようかと周囲の園芸店を検索したところ……
「沼の上農園」さんがヒット!
沼の上農園さんは、オージープランツ大好きな花屋のせがれジュンさんのYoutubeが面白いんですよね。
ここでは、面白い色のサボテンを買ったのでした。


その名は、ギムノカリウム。聞いてこともないしこの色なんなのよ。といった感じ。
またまた、手を広げっちゃったのでした。



園芸店に行くと、手ぶらで帰れないプレッシャーがあります
これが2024年の年の瀬の話。
年明け以降もどんどん買い足していくことになるのですが、続きはまた今度。
珍奇植物にハマる理由(魅力)
自分でも自覚しているのですが、George(父)はとても飽きやすい性格。
年の瀬に突如ハマった珍奇植物についても、「どうせすぐに飽きるでしょう?」と家族全員に思われています。
初心忘れるべからずということで、自分なりの珍奇植物の魅力を書き残しておくことにします。
珍奇植物にハマる理由① 集めることが楽しい
多肉植物は世界に1万種以上存在し、園芸としての交配種を含めるとなんと数万品種も世の中に流通しているんです。
これだけの品種があれば間違いなく心を揺さぶるものに出会えるワクワク感があります。
特にアガベや塊根植物なんかは、同じ品種でも1つ1つ特徴があるんですよね。
希少性があって普通の植物と比べても高価であることも理由だと思いますが、
特に男性は収集熱が掻き立てられると思います。



最近は仕事のストレスが大きく、家に帰っては、まず植物棚を眺めていますw大人のポケモンカードみたいなもの


珍奇植物にハマる理由その② 育てることが楽しい
これは他の植物と共通。当たり前だけど、育てるのが楽しいんですよね。
家庭菜園も大好きですが基本的には1年間の作業です。
一方、珍奇植物は上手く育てれば何十年と育って、生きてくれます。
育てる楽しさが、そこにあります。










珍奇植物にハマる理由その③ 探究心が掻き立てられる
サボテンとかって、暑さに強くて水あげなくても育つイメージがありますよね。
でもよく考えてみてください。
サボテンも今回紹介した珍奇植物たちも、南アフリカや南米だったりと、
日本の環境とは大きく異なる場所で自制している植物たちです。
簡単なわけがありません。
間違った季節に可愛がりすぎて水やりを多くしてしまえば、「根腐れ」するし、
太陽の光が足りなければ「徒長(ひょろひょろと上にばかり伸びてしまう)」したり……
逆に夏場の直射日光で葉が溶けてしまったり…….
害虫に、霜除けに、雨にも当てない方が良い……
ちょっとあげただけでも考えないといけないことがたくさん出てきます。
ある程度は本を読めば育て方などは勉強できますが、まだまだわからないことだらけ。
こんな珍奇植物なので色々と試していきたいですし、勉強意欲が掻き立てられます。
長文失礼しました。
年末に突如ハマってしまった珍奇植物。
読書記録、家庭菜園ネタに加え、今後は「珍奇植物」もブログテーマに加えていきたいと思います。



家が植物だらけになってしまう……



最後まで読んでくれて、ありがとうございました〜。
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