【書評No.53】RANGE (レンジ)知識の「幅」が最強の武器になる 専門性も大事だけど……

最近、何やっても飽きっぽい自分の性格に嫌気が差していたのですが、この本を読んで勇気が出ました。

今回は、「RANGE(レンジ) 知識の「幅」が最強の武器になる」について紹介します。

  • これからは、ゼネラリストよりもスペシャリストが重宝される
  • 専門性を磨かなないと食べていけない
  • 早期教育が良い
  • 専門性は1万時間の練習により身につく

などなど、最近は日本においても専門性の強化を推す論調が多いですよね。

私の勤めている会社でも、「脱年功序列」、「成果主義」を掲げながら、

ゼネラリスト型の人事制度が見直され、専門性重視な制度へ変更されました。

George(父)

ジョブ型人材を目指そう!という掛け声のもと、人事・評価制度を改正している企業は多いです

デジタル化の進展を始め環境変化が激しい現在は、ベテラン職員がそのまま活躍できる、

といった環境ではなくなってきたこともあり、このような動きになっています。

でも、本当にこの方向性は正しいのでしょうか?

本書は、このような専門性重視の昨今の風潮に警鐘を鳴らしています。

この記事を書いているGeroge(父)は、都内在住のサラリーマン(管理職)。通勤電車のほぼ全てを読書に費やし、ビジネス書を中心に年間100冊程度の本を読んでいます。(プロフィール)。

この本(記事)はこんな方におすすめ
  • 世の中の専門性重視の風潮にモヤモヤ感を抱いている方 
  • 専門性を磨かないとなぁという焦りを感じている方 
  • 子育てのヒントが欲しい方

\ それでは、いってみましょう

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目次

専門性を高めるだけが唯一の道じゃない

まず本書の冒頭では、専門性に特化することが成功の唯一の道ではないことについて、タイガー・ウッズ(ゴルフ)とフェデラー(テニス)の対比で解説がされています。

タイガー・ウッズは2歳からゴルフの練習を開始。

その後も、父親の熱血指導もとに数々の輝かしい実績を得るに至っていることは周知の事実です。

一方、フェデラーがテニスの本格的なトレーニングを開始したのは13歳から。

12歳までは体操、 バスケットボールにサッカーなど、実にさまざまなスポーツを経験していたそうです。

実際に世の中のエリートスポーツ選手を見てみると、タイガー・ウッズ型よりもフェデラー型の方が多く存在するのだとか。

George(父)

一流になるためには、幼少期からの早期教育により専門性を高めることが唯一の方法というのは違う気がしてきました。
マシュー・サイドさんの「才能の科学」では、
一流になるためには、「1万時間以上の専門的な訓練(練習)が必要である」、とも説明されているし……どっちが正解なんだ!?

けー(中1長男)

マシュー・サイドさんの本も面白いのでぜひこちらの記事も読んでみて!

なんだか路頭に迷いそうですが、どちらを信じるべきなのでしょうか?

意地悪な世界

こう思った矢先に出てくるのが、「意地悪な世界」という概念。

「意地悪な世界」とは、簡単に言えば、「先が予測できず、ルールがコロコロ変わる不確実性の高い世界」のことです。

けー(中1長男)

「VUCA(ブーカ)の時代」とも言われますね

この「意地悪な世界」では、最初から1つの専門性を磨くことだけを目的に学習(練習)することはリスクが大きい……

「意地悪な世界」においては、1つの問題や領域の概念的な知識を、全く別の問題や領域に適用できるような人が、大きな見返りを得ることができる、というのが本書が主張する要諦のように思います。

早期の専門性特化で成功したタイガーウッズの場合、ゴルフという今も昔も変わらないルールがあり、学習やフィードバックが容易なある意味で「親切な世界」だったから、と結論づけられています。

(まとめ)早期の専門性特化より「まわり道」をすることが重要

それでは、「意地悪な世界」で成功するにはどうすれば良いのでしょうか。

「意地悪な世界」で成功するためのポイントとして本書で解説されている内容をサクッとまとめると……

  • 早期の専門性特化より幅広い教育を!
  • 速く学ぶより、ゆっくり学ぼう(自ら考える力を養うことが大事だよ)
  • 専門性(グリット)が強すぎると考えが硬直的になるよ
  • 最先端を追い求める風潮の中にチャンスあり。アイデアは、枯れた技術の組み合わせでOK
  • 「意地悪な世界」では、超専門性特化よりレンジで勝負が吉!

となります。

誤解がないようにあえて補足すると、本書は、早期の専門性特化を否定しているわけではありません

タイガー・ウッズのように生まれた瞬間からゴルフに特化して専門性を磨き、卓越した成功を掴んでいる人もいますしね。

ただ、これは「ルールが大きく変わることがない親切な世界」に限られたケースです。

世の中の多くの人は、不確実性の高い「意地悪な世界」に生きている前提に立つと、

「知識の幅」とそれを抽象化して「新しいアイデアや解決策を考案」したり、「他の分野に活用」する柔軟な能力が重要、ということ。

George(父)

「専門性」「多様性」のバランスについて解説していると捉えるとわかりやすいかも

結局のところ、

“誰にも負けない専門性を持ちつつ、幅広い知識を獲得して自分の信念をうまくアップデートしていける人が最強”

、という幕内弁当的な考えに落ち着きましたw

けー(中1長男)

専門性は大事だけど、過ぎたるはなお及ばざるが如くなり〜

本書では、今回紹介した内容を裏付ける膨大な事例と科学的根拠が記されています。

ぜひ、本書を手に取り熟読してみてください。

George(父)

自分のキャリアプランや子育てにも活かせる内容が満載だよ

けー(中1長男)

最後まで読んでくれて、ありがとうございました〜。
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この記事を書いた人

40代都内サラリーマン🧑‍💼 妻1人、子供3人の父
新しいもの好きで飽きっぽい性格。人生とことん楽しむために、仕事も頑張る
座右の銘は「知らぬが仏、忘れるが勝ち」
↓このあたりをテーマに不定期に配信します
読書、家庭菜園、家族、Python、機械学習、筋トレ

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