【書評No.47】バッタを倒しにアフリカへ -夢を叶えた男の物語- 前野ウルド浩太郎 

いきなりですが、バッタは好きですか?

今回読んだ本は「バッタを倒しにアフリカへ」。著者はバッタをこよなく愛する昆虫博士の前野ウルド浩太郎さんです。

ちなみに表紙はこちら。ハロウィン用に撮影したコスプレ写真だとか(笑)

この奇抜なタイトルとはちゃめちゃな表紙を見て思わず手に取り、あまりの面白さに時間を忘れ、

4時間くらいでで読み切ってしまいました。

George(父)

正直、本を置くタイミングがなかったですw

まえがきから惹き込まれます。

おふざけ一辺倒なのかと思いきや、ファーブルに憧れ、子供の頃からの昆虫学者になるという夢を実現した感動の物語でした。

この本(記事)はこんな人におすすめ
  • 夢をあきらめない気持ちを取り戻したい方
  • 最近、笑っていないなぁという方
  • 前野ウルド浩太郎という不思議な名前の由来に興味がある方
  • アフリカや砂漠の生活、文化等に興味がある方
  • 知られざるバッタの秘密に迫りたい方

この記事を書いているGeroge(父)は、都内在住のサラリーマン。通勤電車のほぼ全てを読書に費やし、年間100冊程度の本を読んでいます。また、家庭菜園も大好きです(プロフィール)。

\ それでは、いってみましょう

目次

夢を追いかける男のものがたり

あまり書くとネタバレになってしまうのでサラッと内容をご紹介。

著者の前野ウルド浩太郎さんの子供のころからの夢は「バッタに食べられたい」

きっかけは、小学生の時に読んだ科学雑誌の中で、外国で発生した女性観光客が、バッタの大群に巻き込まれ、緑色の服を食べられてしまったことだそうです……w

ファーブル昆虫記を読んで将来は昆虫学者になろうと心にきめていたこともあり、虫に愛し愛される昆虫学者を目指すことを心に誓う

前野さんの言葉を借りると、日本は博士過多かつバッタ被害がない国なので、日本でバッタ研究で飯を食べていくことは不可能とのこと。

そこで目をつけたのが、バッタの大量発生で飢饉に苦しむ国。西アフリカのモーリタニア。

モーリタニアであればバッタの研究もできるし、食糧問題も解決できる。

という淡い期待を胸に秘めながら、単身、日本から遠く離れたアフリカへ旅立つところから物語がはじまります。

モーリタニアでの研究生活は、バッタに興味がない人間からするとシンドイことばかりに思えますが、バッタの大群と戯れることを夢見る著者にとってはまさに天国。

数々の困難に直面して心が折れそうになりながらも、周囲の仲間たちに支えられ、最後は大ハッピーエンドを迎える。

というのが大まかな内容です。

人類を救うため、そして、自身の夢を叶えるために、若い博士が単身サハラ砂漠に乗り込み、バッタと大人の事情を相手に繰り広げた死闘の日々を綴った一冊である。

引用:「バッタを倒しにアフリカへ」まえがき より
けー(中1長男)

ちょいちょい、笑いを挟んでくるので中学生でも十分楽しめる1冊だよ。
大好きなことのためなら、ここまで頑張れるんだと勇気づけられます

サバクトビバッタと食料危機について

前野さんの研究対象は、「サバクトビバッタ」

本書の中でも説明されていますが、事前に知っておいたほうが本書をより楽しめるだろうの観点からちょっとだけ説明しておきます。

日本では全くと言ってもいいほど馴染みのないサバクトビバッタですが、世界中で深刻な農業被害をもたらしている移動性の害虫なんです。

JIRCAS(国際農研)によると、西アフリカから南西アジアまで幅広く分布し、被害面積は地球上の陸地面積の約20%、人口で約10%の方々がその影響を受けているとのこと。

George(父)

子供の頃に横山光輝の三国志を読んでいたので、バッタが害虫であることは存じ上げておりました

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このバッタは「相変異」という特殊能力を持っていて、群れになると見た目も変わって凶暴化(群生相)。

遠くまで飛べるようになることに加え、繁殖能力も高まるため、指数関数的なスピードで個体数が増加して大地を食い荒らすのです。

けー(中1長男)

モーリタニアではバッタは悪魔と呼ばれているそうです

George(父)

子供の頃に捕まえたトノサマバッタが緑色だったり、茶色っだりしてたのを思い出しました。群生相だったんだなぁ……

ちなみに、モーリタニアでは、日本の国土の3倍もの地域のバッタ防除に100名で取り組んでいるらしく、本当に苦労しているみたいです。

すべては自分の夢を叶えるために

前野さんは博士号を取得したあとに大学や研究所で正規のポストに就かずに研究を続ける期限付きの研究者、いわゆる「ポスドク(ポストドクター)」でした。

ポスドクは任期満了後の地位や職の保証がないため、一歩間違えれば職なし一文なしになるリスクを抱えていながら、どうしてアフリカへ旅立ったのか。

それは「バッタの研究をしたいから」。すべては自分の夢を叶えるため

身銭をはたいてモーリタニアの地に降り立ったものの、なんと最初の1年間はサバクトビバッタの大群に出会えなかったり、サソリに刺されたり、ノミにまみれたり……

でも最後はハッピーエンドを迎えます。

生涯、大好きなバッタの研究ができることになるんです。

本書を読んで心底感じたことは、

  • 人は好きなことのためなら頑張れる
  • どんな壁にぶつかろうとも、あきらめない限り失敗はない
  • 早く好きなことを見つけたい
George(父)

大谷翔平選手を見ていても思いますが、結局のところ、好きなことや夢中になれることがある人が幸せになれるんでしょうねぇ

すでに好きなことに取り組んでいる人が本書を読めば、勇気をもらえると思います。

まだ、好きなことが見つかっていない人が本書を読めば、好きなことを見つけたくなると思います。

すでに20万部以上を売り上げたベストセラーのようですが、多くの方に読んでいただきたい1冊です。

前野ウルド浩太郎さんのブログもめっちゃ面白いでの要チェック!

けー(中1長男)

最後まで読んでくれて、ありがとうございました〜。
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この記事を書いた人

40代都内サラリーマン🧑‍💼 妻1人、子供3人の父
新しいもの好きで飽きっぽい性格。人生とことん楽しむために、仕事も頑張る
座右の銘は「知らぬが仏、忘れるが勝ち」
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