【書評No.12】エフォートレス思考 努力を最小化して成果を最大化する

エッセンシャル思考に続き、今回はエフォートレス思考

エッセンシャル思考は、自分にとって本当に大切なことは何かを説く本。多忙、情報過多な社会で大切なものを見失いがちな現代人が、何をするべきかの道しるべ。

一方、エフォートレス思考はというと、自分がやるべきことを見定めたのち、具体的にそれらをどうやるか。タスクをシンプルに効率よくこなしていくために必要な思考や具体的な方法を紹介してくれています。

この本はこんな人におすすめ
  • 頑張っているのに、なぜか報われない。燃え尽き症候群経験者
  • エッセンシャル思考を読んだけど、実際の生活に活用できていない方
  • 大きな成果を得るには、それに見合う苦労や努力が必須であると考えている方

この記事を書いているGeroge(父)は、都内在住のサラリーマン。通勤電車のほぼ全てを読書に費やして、年間100冊程度の本を読んでいます(プロフィール)。

George(父)

エッセンシャル思考とセットで読むのがおすすめです

\ それでは、いってみましょう

  • タイトル:amazonのすごい会議 ジェフ・ベゾスが生んだマネジメントの技法
  • 著者  :佐藤将之
  • 出版年 :2020年
  • 出版社 :東洋経済新報出版
  • 評価  :⭐️⭐️⭐️⭐️☆(4)
目次

必要以上の努力が成果に結びつくとは限らない

努力が大事というのは疑いの余地がない真実だと思っていますが、「必要以上の努力は成果に結びつくとは限らない」というのが本書の主張です。

「目標に向かって努力すること=素晴らしいこと」と、子供の頃から繰り返し教育されてきた人(私もそうです)は、やや違和感を受けるかもしれませんが、図で表すとこんな感じ。現実は右側です。

けー(中1長男)

努力、しなくていいや

George(父)

違うよ。ちゃんと父ちゃんの文章を読んでな

一定の水準までは、がむしゃらな努力である程度の成果は出るだろうけど、徐々に割に合わなくなってくる。
経済学においても、これと似た考え方で「限界効用逓減の法則」というものがありますね。

限界効用逓減の法則
財の消費が増えるにつれ、財1単位を追加で消費することによって得られる効用(満足)は徐々に減少(逓減)していくこと

George(父)

要するに、真夏に飲む1杯目の生ビール🍺と3杯目の生ビールでは、1杯目の生ビールで得られる満足度の方が高いということですね。
努力(生ビール)と成果(満足度)の関係と似てるワン

直線的な成果から脱却し、累積的な成果を目指す

「努力の量=成果」という等式が成り立たないとするならば、どうしたら良いのでしょうか。

努力の量から得られる「直線的な成果」から、一度の努力すれば何度も成果が発現する「累積的な成果」を目指すべきと主張しています。

「直線的な成果」とは、努力1に対して、成果1など、決まった努力に対して一定の成果が得られるもの

「累積的な成果」とは、少しの努力に対して、成果が継続して上がること。具体的には、

直線的な効果
(枝葉の対処)
累積的な効果
(根っこを叩く)
❶働いた時間に応じて支払われる仕事(単調作業)
❷一夜漬けの試験勉強(知識の一時記憶)
❸一発屋のお笑い芸人
❹片付けをしない子供を毎日注意する
①タスクを自動化し、繰り返し作業をなくす
②一生モノの知識を身につけ、多分野へ応用する
③本(コンテンツ)の印税収入で暮らす
④子供が進んで片付けしたくなる仕組みを作る
直接的な効果と累積的な効果
George(父)

枝葉に対処するのが直線的な効果、根っこを叩くのが累積的な効果

まったく持ってその通りでしょー、何を今さら。とか一瞬思うけど、サラリーマンやっているとほんとこの意識ってなくなりませんか?

お給料をもらっている以上、与えられた仕事を淡々とこなさないとなりませんが、将来につながるスキルアップとか知識を習得するための時間確保を目的に、単調作業を自動化するとかいろいろと工夫できる余地はあるなぁと感じました。

他者との共同作業を円滑にする方法

他者やチームでの効率的な作業には、ルールや規律よりも信頼が重要という話も印象に残りました。

信頼は片務的ものではなく、双方向。意思決定や問題発生時の対処のスピードがあがるし、貴重な情報の独占もなくなり、必要以上の社内政治も減る。なにより仕事が楽しくなるのでパフォーマンスが上がる。

George(父)

ほんと、これ大事。信頼がなくいとゴールイメージも曖昧になりがち。手戻りが必ずといってよいほど発生して効率が悪すぎる。良い改善策も議論されず、枝葉の処理だけやって時間が過ぎていく感じ。

けー(中1長男)

大人の世界も苦労が多いね

所感

最近、この手のライフハック本を集中して読んできたので、仕事や人生に対する考え方に対して良い意味で肩の力が抜けてきたかもしれません。

自分にとっては、仕事それ自体が目的ではなく、まず家族みんなの幸せと生活があって、それを支えるための手段としての仕事。この辺りの関係をしっかりと自覚できるようになってきた。

もちろん、仕事を通じた自己実現もとても大事なんですが、時間が有限である中で全てを得ることはできないし、得る必要もないことは前作エッセンシャル思考と本書を読んでの気づき

一定の割合でやらねばならぬことに直面するのは仕方がない。これを根性論のみに頼って貴重な人生リソースを使うのか、一歩引いて俯瞰的に課題を捉える中で、本質的な解決を目指すのか。後者がいいに決まってますよね。

George(父)

少し前の自分に読んで欲しかった本だなぁ。がむしゃらな努力・頑張りは、周囲を惹きつけるのは間違いないけど、成果に結びつかないこともあることは早めに認識しておいて損はないですね。

けー(中1長男)

最後まで読んでくれて、ありがとうございました〜

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この記事を書いた人

40代都内サラリーマン🧑‍💼 妻1人、子供3人の父
新しいもの好きで飽きっぽい性格。人生とことん楽しむために、仕事も頑張る
座右の銘は「知らぬが仏、忘れるが勝ち」
↓このあたりをテーマに不定期に配信します
読書、家庭菜園、家族、Python、機械学習、筋トレ

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