【書評No.66】イーロン・マスクとは何者か!?世界を変える革新的起業家の全貌

ちー(小4次女)

ねーねー、イーロンマスクって一言でいうとどんな人?

子供から投げかけられた素朴な疑問。

イーロン・マスクを知らない大人はほとんどいないと思いますが、あらためて聞かれたので考えちゃいました……

本記事では、世界を震撼させる革新的起業家、イーロンマスクの多面的な姿に迫ります。

目次

イーロン・マスクの経歴

イーロン・マスクといえば、

  • PayPaL(決済サービス)の共同創設者
  • 世界一の電気自動車メーカーであるテスラCEO
  • 宇宙開発をリードするスペースX 創業者
  • 旧Twitterを買収したXのCTO
  • ハイパールーフのボーリングカンパニーを設立
  • 人間の脳とAIを直接結びつけるニューラリンクの創設
  • さらに、フォーブス誌の2024年版「世界長者番付」では世界第2位の大富豪として名を連ねています。
George(父)

う〜ん、凄すぎてよくわからない……

「起業家」、「お金持ち」、「破壊者」、「宇宙人」「変人」……

一言で言い表すのは難しそうです。

子供に聞かれたからというわけではないですが、

評伝を書いたら世界一、あの、ウォルター・アイザックソンが「イーロン・マスク」を書き上げたということで読んでみました。

すでにウォルター・アイザックソンの書籍はすでに何冊か読んでいます。

「スティーブ・ジョブズ」、「レオナルド・ダヴィンチ」、「コードブレーカー(RNAワクチンのダウドナ)」。

本書も安定の傑作。面白いですよー。

George(父)

ウォルター・アイザックソンさんの情報収集力はすごい。インタビュースキルとか学びたいです

イーロン・マスクの特徴

本書の中に頻出する、イーロン・マスクという人物を表すキーワードを列挙してみます。

  • 南アフリカ
  • 複雑な家庭環境
  • 自立心
  • 知的障害
  • 成績の偏り
  • 戦略ゲーム好き
  • 破天荒
  • のめり込む
  • 冒険好き
  • 友達いない
  • DV(父親)
  • 気遣いができない
  • 優しいと思った次の瞬間に暴君
  • 怖い
  • 名誉を重んじる
  • ファイター
  • 負けを認めることができる
  • 勝つまでチップをテーブルに乗せ続ける
  • 人生は短い。前に進もう
  • 割り切り
  • 喧嘩早いが仲直りする
  • 感情はシャットダウン
  • 休むと死ぬ
  • 腹が立つと問題の枠組みから変える
  • アスペルガー
  • 我慢できない
  • ストレスがかかると未来に逃げる
  • 思いやりがある
  • 自閉スペクトル
  • 世界一のリスクテイカー
  • 責任を自分の方に移す
  • 強迫性障害
  • 本気
  • 超本気
  • 非常識
  • 間違いを認める
  • 父親と決別
  • 父親の呪縛……

これは、上巻を読み終えた際にメモしていたイーロン・マスクを表すキーワード。

矛盾しているキーワードがたくさん目につきますよね(笑)

George(父)

現代のレオナルド・ダヴィンチと呼べるほど多彩。そして奇人変人。
「怪人百面相」です

イーロン・マスクの革新性

つかみどころのないイーロン・マスクですが、学ぶべきところがたくさんあります。

大胆な未来ビジョンを持つ

イーロン・マスクは若い時からすでに大胆なビジョンを掲げていました。

それが、

「複数の惑星に住むことで人類を生きながらえさせる」と「持続可能なエネルギーの世界」の2つ。

人類とか世界とか、そもそものスケールが違います。

George(父)

ちなみに、George(父)の好きな言葉は、「足るを知る」、「過ぎたるは猶及ばざるがごとし」です

成功するまで続ける

スペースXは、過去何回も打ち上げに失敗し破産寸前まで追い込まれました。

にもかかわらず、今や宇宙輸送の分野で一人勝ちです。

イーロン・マスクは成功するまでやり続けます。

George(父)

もはや狂気……

みんな大好き、トーマス・エジソンの名言を思い出しました。成功する人の資質はまさにこれだと思います。

私は失敗したことがない。ただ、一万通りのうまくいかない方法を見つけただけだ

発明王 トーマス・エジソン

前提を徹底的に疑う

本書の中でたくさん出てくるエピソードの1つがこれ。

「Whyを5回繰り返そう」で有名な、なぜなぜ分析とは比較にならないくらいの「なぜ?」を投げかけることで、

前提を疑います。

「この検査をやる意味は?」、「この部品はなぜ必要なのか?」、「なぜ、1ヶ月もかかるんだ?」……

イーロンマスクからこのように質問にされ、納得のいく答えが出てこないと、すぐに“ You’re Fired!! ”

徹底して物事の前提を疑い、改善や試行を繰り返さなければ、

スペースXのロケットがスペースシャトルのおよそ7分の1までコストを下げることはできなかったでしょう。

イーロン・マスク流 生産の極意とは

電気自動車の製造販売を担うテスラ・モーターズが成功した要因の1つが、効率的な生産体制の構築です。

自動車の生産工場についてなんら知見を持たなかったマスクが、

生産の極意としてまとめているのが以下の5つのポイントです。

  • 要件は全て疑え。マスクが定めた要件であったとしても
  • 部品や工程はできる限り減らせ
  • シンプルに、最適にしろ。そもそもあってはならない部品やプロセスを最適化しても意味がない
  • サイクルタイムを短くしろ
  • 自動化しろ。自動化からはじめてはいけない。要件をすべて洗い直し、部品や工程を減らせるだけ減らし、バグを潰し切る

これらは、製造業だけでなく、他の仕事にも当てはまりますよね。

George(父)

とても参考になります

まとめ

冒頭の「イーロンマスクってどんな人?」に対する回答は……

本書を読んでもまだわかりませんw

けー(中1長男)

ロケット開発して火星に移住するとか言っているし、「宇宙人」が一番しっくりくるかも

精神的に尋常ではないようなエピソードもたくさん出てくるし……

いずれにしても、影響力の大きい方なので、これからも要注目です!

ウォルター・アイザックソンの「イーロン・マスク」。

イーロン・マスクの歴代の奥様や父親との関係、PayPal創業者のピーターティールとのエピソードなど、興味深い話がたくさん書かれています。

イーロン・マスクに興味がある人には本当におすすめですよ。

けー(中1長男)

最後まで読んでくれて、ありがとうございました〜。
記事を気に入ってくれたら、SNS等で拡散していただけると大変嬉しいです

\ にほんブログ村参加中〜クリックしてね/

ブログランキング・にほんブログ村へ

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

この記事を書いた人

40代都内サラリーマン🧑‍💼 妻1人、子供3人の父
新しいもの好きで飽きっぽい性格。人生とことん楽しむために、仕事も頑張る
座右の銘は「知らぬが仏、忘れるが勝ち」
↓このあたりをテーマに不定期に配信します
読書、家庭菜園、家族、Python、機械学習、筋トレ

目次